2012年3月アーカイブ

寒さ暑さも彼岸まで

 

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 今まで、朝起きるとピリッと寒さが肌に突き刺さるような感じであったが、最近はなんとなく温もりを感じるような朝である。

 また、雪という字から雨という字が多くなり、野菜も出回り、桜の開花予想も頻繁に報道され、本当に季節の変わりが強く感じ始めました。

 

 

 

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(せせらぎ」の桜の蕾は目に見えて大きくなっており、東京の開花とあわせるように、?)

 

 

 

 

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 3月18日、渋谷区に登録されているボランティアさんとボランティア交流会「つながれボランティアの輪」を開催し、ボランティアの紹介、ボランティアーのPR、三遊亭楽春さんの落語等、参加者と交流を図り、楽しい一日を過ごしました。

 

 

 春の高校野球で東日本大震災の被害を受けた、石巻工高校の阿部主将が堂々と「‥・・・・・感動、

・・・・・・・勇気、・・・・・・・・笑顔、・・・・・・・・・日本の底力、・・・・・・・・」と胸を張り力強い選手宣誓をしている姿を見て清々しく感動をした。残念ですが一回戦で敗退したが、大震災と同じように後の世に言い伝えられると感じます。

                                                    【みつ】

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 3月5日、東日本大震災から1年を前に、

宮城県山元町に行ってきました。仙台から

常磐線亘理駅へ。駅前から家屋の泥出し

洗浄にあたったボランティアの案内で

駅舎の残った山下駅から海岸への道を進み

ました。

 

瓦礫の片づけられた中にちょっと修理すれば

住めるのではと思うような、ボランティアの

手の入った家屋もありました。4月26日の

毎日新聞で「津波は高さ約6.2メートルの防波堤を越え、美しい砂浜とのどかな田園が広がる

町を襲った」とあった山元町。

 

 

「海岸近くにある小学校では、父兄の協力を得てピストン輸送で全児童を高台にある役場

まで全員を避難させた」と記された津波に襲われ、校舎が壊され泥をかぶった小学校が

校章もはっきりと今にも生徒が出てくるように綺麗になっていました。

 

これもボランティアの手によるものと聞きました。鉄道の復旧はなく、道路も未整備の中で

他の小学校に通う子供たちの思い出を綺麗な形で残したいというボランティアの思いに

ジーンとくるものがありました。

 

DSCF2102.JPG  この時期に行ったのは、娘がかなり早い時期

からこの活動に参加していたのを今年になって

知り、被災から1年。今日が活動の最終日と

言うこともあり、目にしておきたいと出かけ

ました。

 津波による被害の状況、車や瓦礫の山のほか一面

の平地を前に言葉がありませんでした。

 

 

今も現地で活動を続けるボランティアの皆さんのパワーを肌で感じ、義援金募金その他

被災地支援が続く中で、何かしなければと改めて感じた旅でした。

翌日、仙台は朝から雪でした。        

 

 例年に比べ「せせらぎ」の春の訪れも遅れがち、広場の「緑萼梅」も開花待ち状態が

続いています。ビオトープではカエルの卵が孵化する時を待っています。

 

21日からは選抜高校野球が始まります。選手宣誓は宮城県石巻工高の阿部主将です。

32校の熱い戦いが皆に感動を与え、寒さで縮まった体をほぐしてくれることと思います。

 

 

                                    【くり】

備えよ、つねに。

タイトルは、昔、ガールスカウトにいたときに学んだ言葉です。

あの日から1年、殊更に思い浮かぶ一節であります。

 

昨日は防災訓練でした。

ボランティアセンターのある「せせらぎ」には、デイサービスやショートステイ、

軽費老人ホームがあり、地域の方はもちろんですが、高齢の方も多く利用される施設です。

日頃から地震や火災などの際の備えを、

職員一同、十二分に考えておかなければなりません。

 

昨年は3月11日15時から、防災訓練の予定でした。

その日、職場から歩いて15分ほどのところにある高層ビルの54階にいました。

その後、職場に戻り、着替え...その途中にあのときを迎えました。

めまいと錯覚したあの瞬間からあとのことは、ここに記すまでもないでしょう。

 

天災は忘れた頃に...という言葉を残したのは寺田寅彦だとか。

その真偽のほどはともかく、

この科学者にして多くの随筆を残している彼の著作のひとつ『天災と国防』において、

文明が進むほど天災による被害もまた甚大に成ると、彼は言います。

文明の利器にまみれ、自然の脅威をないがしろにしがちな現代人への

痛烈なる警鐘でしょう。私たちは自然への畏怖を忘れてはならず、

風化させることなく、これからの日本を考えなければなりません。

 

文明の象徴、新宿高層ビル群を見つめて、決意も新たに。

 

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私たちにできること、やらなければいけないことはたくさんありますね。

                                    【きら】

 

 

 

 

衣替え

今日は、渋谷区内の小学校で車いすの授業をしてきました。

半袖で元気に走り回っている子ども達の姿を見て

「さすが!子どもは風の子!」

と感心して眺めていました。

でも今日の午後は冷たい雨がやんで、着ていた冬の上着は

いらないくらいの暖かい日和になりました。

そろそろ洋服ダンスも衣替えでしょうか?

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せせらぎの小道にあるサザンカです。

サザンカは秋から冬にかけての花なので、もうおしまいですね。

でもこの写真を撮った日は、曇り空の寒い日だったので

サザンカがぴったりの空気でした。

あと2,3週間もすれば、このサザンカの小道の正面にある桜の木の枝先から

うすいピンクの花びらがこぼれ落ちそうに膨らみます。

花壇のお花も変わります。

 

わたしたちも草木花々も衣替えの季節ですね。

 

                                     【たか】

 

春は。。。。来る?

年度末に向けて、ボランティアセンターも気ぜわしくなってきましたが

せせらぎまつりの参加団体募集が始まりました。

この募集が始まると、春は目前!という気分になってきます。

それなのに先日、もう明日から3月というときに大雪が降りましたね

びっくりしつつも、相変わらず騒ぎたい衝動にかられるのは南育ちだからでしょうか

 

DSC_0001.JPG写真はボランティアセンターから見える木々

その中に黄色いみかん?が生っています

いつから生っているのか誰もわからないのですが

黄色い実が雪をかぶってぶら下がっている姿がなんとも綺麗で思わず撮ってみました

イマイチうまく撮れませんでしたが・・・

雪に心躍った1日でしたが、そろそろ暖かい日差しが恋しくなってきました

 

せせらぎ一面の桜も見たいですよね。 早く・・・早く春よこいっ!!!

                                                     【とく】