風は秋色。

このタイトル、以前に使っているだろうな(それも自分で)...と思いつつ、

♪ラ~ラ~ラ ラ~ラ~ラ オ...と口ずさみながら、つけてしまいました。

過去は振り返らない主義です。(明日のことも、それほど考えない主義です。)

 

お彼岸を過ぎて、気温も下降気味。

東京の風も、そろそろ秋色に染まりつつあるのでしょうか。

冷たい雨の上がったせせらぎは、木々の吐息が聴こえてきそうな静けさです。

 

そう、9月も終わりなんですね。

ふと思い立って「9月」を冠した曲を数えてみると、これがけっこうあるんですねぇ。

それも、少しセンチメンタルな感じの。

今朝はその中から竹内まりやの「September」を聴きながら出勤です。

あぁ、これもちょっとサミシイ曲だった。断髪した私にぴったりの...あ、いやいや。

 

そして、せせらぎビオトープに咲くこの花もそろそろ...

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夏から秋の装いへ、移ろいはじめています。

 

『枕草子』の「九月ばかり」と題された段。

庭の植物や蜘蛛の巣にかかる露の、白玉のごとく輝く様子が、それは美しく描かれています。

教科書で、この段に出逢った方も多いと思いますが

私はこの情景を思い浮かべるのが大好きです。

でも、実際に楽しむほど風流ではありません。どこまでも残念な私です。

 

9月が終わると、全国の神様が出雲に向かって大移動ですね。

島根のゆるきゃら「しまねっこ」も気になるところです。

 

そうそう、数日後に伊勢へ旅立つ予定です。

帰りは月末。はたして出雲へ向かう神様とすれ違うでしょうか!

 

                                     【きら】