涼しい話を、おひとつ。

残暑厳しく、まだまだ暑いですね。

前回に続いて不思議な話をしましょうか...もちろん実体験です。

 

今から10年以上前のことですが、

夕方キッチンの流し台で食器を洗っていると、背後に気配を感じました。

息子が食べ物を探しに来たのかと思い、振り返ると誰もいませんでした。

それからも気配を感じたり、流しの前のタイル壁に影が映ったりしていましたが、

息子が食べ物を探しに来た時もありまして、特に考えることはありませんでした。

 

私が独りだった夜のことです。

簡単な夕食を済ませ、食器を洗っていました。

と、気配を感じ、影もはっきりと壁に映っていました。影はユラユラ揺れていました。

背中が冷たく感じ、思い切って振り返ると誰もいませんでした。

念のため、息子の部屋に行ってみましたが、まだ帰っていませんでした。

このときは本当に怖かったです。

 

そんなある日、本屋で立ち読みをしていたのですが、

その本に合わせ鏡のことが載っていました。硝子も鏡として考えると書いてありました。

(ウッ!うちのキッチンだ)

と直感しました。キッチンが狭くて、二つの食器棚を向かい合わせに置いていたのでした。

食器棚は硝子戸ばかりです。知らずに合わせ鏡にしていたのでした。

私は即、硝子戸に和紙を貼りました。それから、気配も影もなくなりました。

 

合わせ鏡にしていると、よくないと言われています。

まぁ、気になる方は家の中を点検してみてください。

 

 

 

関根さん18日.jpg                             

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                    【せき】