体験談です。

暑い!!

暑い時は怪談話が定番ですね。

怪談とまではいかないのですが、私が体験した奇妙な出来事を話します。

 

あれは今から28年前、私は息子を寝かしつけながら、自分も寝てしまいました。

ふと、目覚めると夫はまだ帰っていませんでした。

と、玄関のドアが開く音がしました。

私は寝たふりをしようと、部屋の電気を消して静かにしていました。

部屋の襖の向こうはキッチンです。

ミシ、ミシ、と巨体をふるわせながら歩く夫の足音がし、

食器棚のグラスがカチャカチャと音を立てていました。

夫はポットの湯が嫌いで、その都度湯を沸かして、コーヒーや茶を飲んでいました。

キッチンで湯を沸かしている音がしました。

スッと襖が開いて、やかんの音が大きく聞こえました。

夫が、私と息子を見ている気配を感じました。

そしてスッと襖が閉まり、コーヒーを入れている音がしました。

私はコーヒーが飲みたくなり、起き上って襖を開けました。

なんと、キッチンは真っ暗でシーンとしていました。夫は帰っていませんでした。

(そんな馬鹿な?!)

私は動揺が恐怖に変わり、部屋中の電気をつけました。

私は目覚めていたし、確かに物音を聞きました。一体、何だったのでしょう???

今だに分かりません。薄気味悪い体験でした。

 

p.s.  夫は無事に帰ってきました。

関根さん.jpg     【せき】