われはうみの子。

のあとに♪さす~ら~いの~と続けば、今日の話題は...

そう、もちろん琵琶湖でございます。

というわけで、♪近江路ひとり~たび~などと鼻歌ふふんで、一路西へ!

 

今回のお宿は彦根。

琵琶湖ももちろん見たかった。でもそれ以上に私はひこにゃんに会いたかった。

国宝・彦根城を見ずして、城を語るなかれというかどうかは存じませんが、

ひこにゃんと会わずしてゆるキャラは語れません。

この旅のメインテーマは「ひこにゃんに会って、私もゆるキラ!」

心配しなくとも、もともとゆるいですけどね。  

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はぁぁぁぁ~ どうでしょう、この愛くるしさ!

最前列に陣取っていた私は、愛くるしい攻撃の連打にクラクラしてしまいました。

おまけにツーショットですよ。

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手、つないじゃいました。えへへ。

ありがとう、ひこにゃん。

年甲斐もなく手を振っていた私を冷静に思い出すことなど恐ろしくて

とてもできませんが、これもまた、すてきな旅の1ページです。

 

街じゅうに溢れるひこにゃんグッズを心ゆくまで買い漁りたい気持ちは山々。

でも悲しいかな、路銀には限りがあり、涙を飲んでお別れしました。

も、もちろん国宝・彦根城も見ましたよ。

それと琵琶湖も。ほら。

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それはそれは、すんばらしい眺めでした。これは長浜城下の湖岸からです。

この季節は、対岸もよく見えるのだとガイドのおじさまが教えてくれました。

 

そして信楽まで足を延ばして、ミゾレふる中、

父が所望していたたぬきの置物を購入したりもしましたが、

最後は近江八幡へ行きましたので、そこで感銘を受けた言葉で

まじめに締めたいと思います。

 

義を先にして利を後にすれば栄え、富を好とし其の徳を施せ。

 

儲けるにゃ、世間の道理に背いちゃあいけねぇよ。

儲けることはいい、でもそのぶん世間様にきちんとお返ししなきゃいけねぇよ。

 

えらくいい加減な解釈ですので、あまり信用しないでくださいね。

関心のある方は、近江商人の西川利右衛門という畳や蚊帳の商いで

財を成した方を調べてください。その方の家訓です。

 

時代は変われど、忘れてはならないことはいつも同じだとつくづく思い知らされました。

 

12月の琵琶湖は寒かったですが、なかなかよい旅でした。

そして冷えた体はB級グルメの近江ちゃんぽんで温めましょう!

鰹と昆布の出汁が効いていて、おいしかったです。

 

おまけの話ですが、

帰りの山手線、あと2駅で目的地...というところで電車が止まってしまいました。

「すわ、遊んでばかりいた天罰か...」と思い、意気消沈。

でも途中駅で降りたら、行き先がたまたま同じ方向だったお姉ちゃんと意気投合。

相乗りしたタクシーでお友達になり、年内の再会を約束してお別れしました。

 

旅は道連れ、世は情け。これだから旅は、やめられまへん。

 

                                 【きら】